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リニューアルしましたが相変わらず予約で終わることも多いです。


by HowToLife
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考える技術をどう鍛えていくかという記述と、国を始めとする組織への批判で成り立っているが、読んでいて気が付いたのは、自分が後者の国策批判などを読み流している点。高杉良の外資批判の時と同じで、そっち側にまわってうまいことできるのならそれで良いと思っている自分を発見。回れるかどうかは別問題。ただ、景況と自分の財布も意外と短い距離でつながっているように思うので一社会人として持っているべき程度の関心は失わないようにしたい。
# by howtolife | 2008-09-09 19:07
覚えておきた言い回しや、言葉、考え方などあるのだが、それが多すぎて覚えられない。また、続きを読みたいのでいちいち立ち止まってゆっくり考えてられない。再読するしかないのか。文庫化された書籍はこれですべて読んだはず。
# by howtolife | 2008-09-05 19:06
これは家族の再生を試みるという点で、島尾敏夫「死の棘」と比較されるべきなのか。徐々に家庭が崩壊していく様、、妻の言動に怯えながら常に心が安らがない感覚がなんとも言えない。これがどれだけ人間を疲弊させるか。あるべき理想の姿と現実の乖離が、常に現実感を失わせる。元のような形には戻らないけれども、元とは違った形で未来を共有していくことはきっと可能なんだという、ただその1点のみを信じて再生を試みる。あわよくば何もなかったよりもっと深い次元に達することができるのではないかという淡い幻想すら持ちながら。そしてそういう未来に向けて試みた前進はことごとく空回りする、回せない俺。じゃなくて主人公。そもそも元々もっていた夫婦の関係だって、どうだったのか。この小説には"家"という人間以外も含めて家族以外のものが多く登場するが、「人間はひとりでは生きていけない」というのと同様に、夫婦も夫婦だけではいきていけないのだと感じた。切実な気持ちで読んだので、世間で言われるほどユーモアは感じない。感じている余裕がない。
# by howtolife | 2008-09-03 19:05
ROCKIN' ONを読んでも、あまりその対象となっている音楽を聴く気にはならないが、本書の場合は読んでる最中からもう音を聴いてみたくてたまらなくなるというか実際にDoorsやクリムゾンなどは聴きながら読んだ。巻末の山川との対談も読ませる。山川の発言を渋谷が直後に否定するなど、巻末にありがちなぬるい対談には留まっていない。これは、渋谷の発言の切れも当然あるが、そのまま収録した山川の懐の深さもあるのではないか。
# by howtolife | 2008-09-01 19:04
映画化されているらしいが、まったくそんな記憶がない。
# by howtolife | 2008-09-01 19:03